今回は

「加齢とともに浅くなる眠り」

について書いて行きたいと思います。

当店は
栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。

かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。

 

さて、では始めましょう!

加齢とともに浅くなる眠り

 

中高年に差し掛かると徐々に睡眠が浅くなり、ぐっすり眠ったという感覚を得られない人も多くなります。夜中にトイレに立つのも、睡眠が浅くなっているためです。加齢に伴う睡眠の質の低下は避けられないことではありますが、疲れているのに眠れない、眠っても疲れがとれないと感じるのはつらいものです。夜中に目覚めて眠れなくなってしまうときや、翌日の予定があるのに眠れないときなどは、焦ってますます眠れなくなったりしますね。

 

睡眠の質の低下は自律神経の乱れも一因

 

こうした状態は、ストレスによる自律神経の乱れも一因のようです。自律神経が正常に働いていれば、眠りの質は改善されるということです。疲れていると長く眠っていたい気持ちになりますが、睡眠時間が長ければいいというものでもないようです。アメリカで行われた睡眠時間と健康に関する調査では、もっとも死亡率の低い睡眠時間が6.5~7.4時間だったそうです。日本で行われた同様の調査でも7時間前後の睡眠が最適と報告されています。最適な睡眠時間には個人差があり、7時間前後というのはひとつの目安ですが、長く眠るほど健康に良いというわけではありません。長時間の睡眠によって、かえって自律神経のバランスが崩れて睡眠の質が悪くなるということも起こります。良質な睡眠のためには、自律神経のバランスを整えることが大切です。

 

自律神経を整えるカギは朝の習慣

 

自律神経にとっていちばん重要な時間帯は朝。朝は自律神経が切り替わる時間帯なのです。人が眠っている間は副交感神経が優位になっていますが、朝日が昇るとともに交感神経が優位な状態へと切り替わっていきます。この切り替えの時間は自律神経が乱れやすい状態にあるのです。朝ギリギリに飛び起きてバタバタと出かけるような行動は、交感神経を叩き起こす形になり、切り替えがうまくいかなくなります。こんな日は一日中、自律神経のバランスが乱れて集中力がなく疲れやすくなります。ゆったりと朝の時間を過ごすことで、副交感神経と交感神経の切り替えがスムーズになり、自律神経が整います。

 

朝の過ごし方が夜の眠りを変える

 

朝の時間をゆったりと過ごすには、出かけるまでの時間にこれまでよりも1時間か、少なくとも30分は余裕を持って、支度するようにしてみてください。まず、ベッドや布団から起き上がるのにゆっくり時間をかけます。朝目覚めた時、身体はまだ半分眠っています。飛び起きたりすることなく、寝たままできるような簡単なストレッチをおすすめします。

次に大切なのがカーテンを開けて朝日を浴びることです。朝日の光を浴びると幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが分泌されます。セロトニンには自律神経のバランスを整える作用もあります。朝にセロトニンがしっかり分泌されると、夜に快眠を得られるようになります。セロトニンは、約15時間後に睡眠ホルモンであるメラトニンの材料になります。セロトニンの分泌量が多く、充実した一日を過ごせた日ほどメラトニンが多くなり、それによってよい睡眠を得られるというわけです。

不眠に悩む人は多く、日本人の5人に1人が不眠症ともいわれています。不眠状態が続くと、満足な睡眠を得られないストレスから、どうすれば眠れるかと悩みがちです。そんな時は、夜に眠れないことに悩むことよりも朝の過ごし方を変えてみることです。朝日をしっかり浴びてセロトニンの分泌を促し、睡眠ホルモンのメラトニンを夜間にたっぷり分泌できれば、睡眠の質を高めることができます。

 

 

かまやでは羽毛ふとんのプロ「羽毛ふとん診断士」、
まくらのプロ「ピローアドバイザー」
眠りの総合的なスペシャリスト「スリープマスター」が在籍し、
皆さまの快眠を守る寝具選びをお手伝いしています。
睡眠のお悩みなどお気軽にご相談ください。

睡眠が健康に及ぼす影響は大きいですから、
快適な眠りを求める方には、寝具選びこそとても重要とお伝えさせていただいております。

当店には、小山市を中心に車で1時間程度の範囲からたくさんお越しいただいております。
ありがとうございます。