今回は
「枕が黄ばむ原因とは?」
について書いていきたいと思います。
当店は
栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。
かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。
さて、
では始めましょう(^▽^)/
今回は枕が黄ばむ原因と、その落とし方について解説してみたいと思います。
枕の黄ばみが気になりませんか?
私たちが毎日頭を預ける枕。枕カバーを洗濯する時に黄ばみが気になったことはありませんか?
枕本体はカバーほど頻繁に洗濯しませんし、平均使用年数も1年から3年と長く使うものです。就寝中の汗や皮脂をすべて引き受けているわけですから、汚れは気になりますね。
人間の身体からは、常にいろいろな分泌物が出ていますし、フケが剥がれ落ちています。枕や寝具が新しいうちはそういったことをあまり意識しなくてすみますが、ある日ふと黄ばみやシミによる変色に気付くことになります。変色した枕は、実際よりも劣化して見えますから、ちょっと慌ててしまうかもしれません。
しかしシミや黄ばみがついた原因を理解して、早めに対処すれば枕を長持ちさせることができます。ここでは枕の変色の原因と変色を取り除く方法をご説明しましょう。
枕の黄ばみはタンパク質でできている
枕の黄ばみは人間の体から排出されて付着した、タンパク質による汚れがほとんどです。原因となるのは主に以下のようなもの。
・汗
寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれる人間。その汗は当然、枕カバーや枕にも染み込んでいます。吸収された汗は時間の経過ととともに酸化し、黄ばみの原因となります。汗かきの方や寝床で過ごす時間の長い方は影響が大きくなります。
・皮脂
枕には就寝中に首や頭、顔の皮脂汚れが付着します。付着する皮脂やフケはほとんどタンパク質でできているので、空気に触れると変色して黄ばみとなります。皮脂の分泌が多い男性や乾燥肌の人は特に皮脂汚れが多くなります。
・唾液
早い話がよだれです。体の力が抜けてしまう就寝時には口が開いていることも多く、唾液が垂れてしまう場合もあります。唾液にはたんぱく質の一種であるムチンが含まれ、黄ばみの原因となります。
・洗髪後の水分
洗髪後に髪が生乾きのまま寝てしまうと、枕に水分が浸透します。枕の内部に湿気がたまりますし、濡れた髪の毛には雑菌が繁殖しやすく、放置するとイヤなにおいや黄ばみの原因になります。ロングヘアの方はしっかり髪を乾かして就寝することをお勧めします。
家庭でできる黄ばみ落としの方法は?
枕本体が洗えるものであれば、普段お使いの洗剤と一緒に、漂白剤1/2カップ、ホウ砂1/2カップを加えて洗濯し乾燥させましょう。ホウ砂(ホウシャ)とは天然鉱物の一種で、家庭用のクリーナーや食品保存料などに使われます。そのまま排水されても環境に優しいことから、スプレーにして掃除に利用する人も増えています。
また、市販のシミ抜きスプレーやクリーム、重曹と水を混ぜたペーストでシミを処理する方法もあります。
黄ばみは時間が経つほど取れにくい
汚れは付着してから時間が経つほど取れにくくなります。黄ばみに気づいたら、すぐにクリーニングすることが肝要です。枕は年に2回はクリーニングや洗濯をするのがお勧めです。ご家庭で洗える枕なら上記の方法で洗濯を、洗えない素材の場合は、汚れが気になった時点で当店にお持ちください。素材に適した方法で清潔にお手入れいたします。
洗える枕素材とは?
パイプやビーズ、ポリエステルわたなどは、洗える素材です。洗濯機で洗えるものと、手洗いができるものがあります。ビーズやポリエステルわたには洗えないものもありますので、表示をお確かめください。低反発ウレタンや羽根・羽毛、そばがらは洗えない素材になります。
枕の黄ばみの一番の原因は汗と皮脂です。黄ばみに気づいたら早めの対処をお勧めします。お使いの枕が洗えるかどうかわからない場合は、かまやにご相談ください。
かまやでは羽毛ふとんのプロ「羽毛ふとん診断士」、
まくらのプロ「ピローアドバイザー」
眠りの総合的なスペシャリスト「スリープマスター」が在籍し、
皆さまの快眠を守る寝具選びをお手伝いしています。
睡眠のお悩みなどお気軽にご相談ください。
睡眠が健康に及ぼす影響は大きいですから、
快適な眠りを求める方には、寝具選びこそとても重要とお伝えさせていただいております。
当店には、小山市を中心に車で1時間程度の範囲からたくさんお越しいただいております。
ありがとうございます。