今回は
「寝酒が睡眠を妨げるワケ」
について書いていきたいと思います。
当店は
栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。
かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。
さて、
では始めましょう(^▽^)/
夕食どきに晩酌をするのとは別に、就寝前に濃いめのお酒をキュッと引っ掛けて眠りにつく、いわゆる「ナイトキャップ」を習慣にしている方は少なくないかもしれません。しかしこれが明け方の覚醒につながっているのはご存知でしょうか。
寝酒とは?
寝る前にリラックス、あるいはストレス発散の目的でお酒を飲む行為が寝酒で、英語圏ではナイトキャップと呼ばれています。寝酒として考案されたブランデーベースのナイトキャップカクテルも存在します。リラックス効果から眠りを誘う目的で、睡眠薬代わりにアルコールを飲む人もいるようです
けれども眠るためのお酒が眠りの質を下げてしまうことがあるのをご存知でしょうか。今回は寝酒の効用とデメリット、睡眠の質を下げないためののちょっとしたコツをご紹介しましょう。
体にアルコールが入るということ
人の体にアルコールが入ると、すぐにアルコールは血流に入り、そのまま脳へと移動します。そして脳で神経伝達物質に作用し、神経細胞間のコミュニケーションを鈍らせることになります。脳の特定の領域はアルコールの影響を受けやすく、リラックス効果がある反面、抑制力の低下や眠気、無気力、ろれつが回らないといった特徴的な状態を引き起こします。心臓や循環器系にも影響を及ぼし、血管が広がって血圧が下がり、めまいやふらつきを起こさせます。
寝る前にアルコールを摂取すると
寝る直前にアルコールを飲むと、最初のうちは鎮静作用のため、リラックスして眠りにつきやすくなります。この時点では血中アルコール濃度が高い状態ですが、体内でアルコールが分解されるにつれ、徐々に睡眠を妨げるものへと変貌していきます。
時間とともに体内でアルコールの処理が進み、血中アルコール濃度が下がるにつれ、脳が眠気を跳ね返すようになります。深夜0時を過ぎたあたりから何度も目を覚ましたり、悪夢にうなされたりすることになります。
こういった睡眠障害は、おもに深い眠りのレム睡眠の際に起こります。レム睡眠は、感情の調節や認知機能に重要な役割を果たしているため、十分に深い眠りがとれていないと、起床後に不快感を覚えたりふらついたりすることになります。
また就寝前の飲酒は睡眠時間を短くする傾向があるため、体力や気力を回復するための十分な時間が取れなくなります。寝酒を長期的に続けると睡眠の質の低下も常時引き起こし続けることになります。
睡眠への影響を抑えるためには
ナイトキャップも少しは楽しみたいという方は、アルコールの睡眠への影響を最小限に抑えるために以下のことに気をつけて飲んでみてください。
・水や白湯などをアルコールと交互に飲むこと。カフェインの含まれるお茶やコーヒーは覚醒作用があるため避けましょう。
・就寝間際の飲酒は避け、体がアルコールを処理する時間を設けること。
・空腹時に飲むと、アルコールの吸収が早くなるため、飲みながら食べること。
かまやでは羽毛ふとんのプロ「羽毛ふとん診断士」、
まくらのプロ「ピローアドバイザー」
眠りの総合的なスペシャリスト「スリープマスター」が在籍し、
皆さまの快眠を守る寝具選びをお手伝いしています。
睡眠のお悩みなどお気軽にご相談ください。
睡眠が健康に及ぼす影響は大きいですから、
快適な眠りを求める方には、寝具選びこそとても重要とお伝えさせていただいております。
当店には、小山市を中心に車で1時間程度の範囲からたくさんお越しいただいております。
ありがとうございます。