今回は
【「枕難民」が試してみたオーダー枕という選択】
について書いていきたいと思います。
当店は
栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。
かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。
さて、では始めましょう!
先日、枕でお悩みのお客さまからこんなお話を伺いました。
首が短くて高さのある枕が苦手なため、なかなか合う枕に出会えず、いろいろ試してきました。
仰向けのときは枕なしでもいいくらいですが、肩幅があるので横向きに寝るときは枕が欲しい。
でも高さのある枕だとしんどいし、仰向けになったとき邪魔になる。
いろいろ試してきて、つい最近ふと思いついて、
デスクチェアに使っている低反発素材の座布団を試しに枕にしてみたら、
今までで一番具合が良かった。
ただ、座布団なのでサイズ感が合わないし、肌触りとか吸湿性も気になる…
とのことでした。
こちらのお客さまに、かまやからおすすめしたのは枕のオーダーメイドです。
![](https://kamaya.info/wp/wp-content/uploads/2018/08/solution-header2.jpg)
体型によって変わる「合う枕」
自分に合う枕はそれぞれの体型によって違ってきます。
「首の高さ」や「頭の高さ」、「肩幅」など、
さまざまな要素が組み合わさって理想の枕ができあがります。
合わない枕で寝ていると、寝ている間に無理な姿勢が続くことになり、
起きた時に肩が凝っているなど不快感が残り、
不眠による疲れをためこむことにもつながります。
枕は首を支えるもの
枕選びの大事なキーワードに
「枕は頭をのせるものではなく首を支えるための」
という考え方があります。
よく、枕は頭をのせるものと思われるのですが、
実は首を支えることが枕の最も重要な役割なのです。
頭だけを枕に載せると肩と枕の間に隙間ができますが、
肩口に枕があたるくらい深く頭を載せ、
隙間ができないように寝るのが正しい枕の使い方です。
こうすることによって後頭部から首筋にかけての全体で頭部を支えることになり、
体に負担がかかりにくくなります。
楽な姿勢に枕を合わせる
人は楽な姿勢で立ったとき、自然に一番負担の少ない姿勢を取ります。
この楽な姿勢のまま横になった状態が理想的な寝姿勢となります。
すると敷き寝具と頭や首の間に隙間ができますね。
その隙間が理想の枕の形というわけです。
当然、一人ひとり形が違ってきますので、枕の形も一人ひとり違うものになります。
寝返りの数をご存知ですか?
![寝返り](https://kamaya.info/wp/wp-content/uploads/2022/05/寝返り.jpg)
一晩の間に寝返りを打つ回数はおよそ20回から30回。
そのため枕の高さは仰向けに寝ても横向きに寝てもフィッ卜するように設計する必要があります。
枕の大きさも大切です。
寝返りをしても頭から外れない大きさが必要で、元の位置に戻れることが重要となります。
また、敷き寝具と枕のバランスも寝心地に大きく関わります。
敷き寝具が沈み込む具合によって頸椎のラインが変わるため、
枕を選ぶ際にはご自宅の敷き寝具の硬さや沈み具合と近い寝具で試します。
購入時に寝て試した敷き寝具と、ご自宅の敷き寝具の硬さが異なると、
体の沈み込みが変わるため、枕の高さが変わってくるからです。
オーダーメイド枕完成までのプロセス
お客さまにぴったりフィットする枕をお作りするには、
1:カウンセリング
眠りについてのお悩みをしっかりお伺いするところから始めます。
2:高さの測定
専門のカウンセラーがお客さまの首や頭の高さなどを計測します。
3:素材選び
低反発素材やソバ殻など、厳選した6種の中からお好みの素材をお選びください。
4:寝試しと調整
お客さまの測定結果をもとに、お選びになった素材で実際に横たわっていただき、高さを調整します。
5:お仕立て
データをもとにお好みの素材でお仕立てします。
かまやでは「枕のプロ」ピローアドバイザーがカウンセリングと計測をして、
お客さまお一人おひとりの理想の枕をお作りしています。