今回は

「アルツハイマーの原因物質と睡眠の関係」

について書いていきたいと思います。

当店は

栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。

かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。

さて、

では始めましょう(^▽^)/

今回はアルツハイマーの原因物質と睡眠の関係について考えてみたいと思います。

 

アルツハイマーの原因物質アミロイドβとは?

先ごろ、アルツハイマー病の新しい治療薬が開発され、話題になりました。認知症の6割を占めるといわれるアルツハイマー型認知症はタンパク質の一種である「アミロイドβ」が原因の一つではないかと考えられています。

アミロイドβは通常、脳内のゴミとして分解・排出されるものですが、加齢や遺伝、生活習慣によって正常な分解・排出が正常にできず、蓄積してしまうと考えられています。認知症発症の20年以上前から蓄積し始めると考えられ、徐々に増加していくものとされています。

 

脳のゴミ、アミロイドβを排出するのが睡眠

アミロイドβは通常、脳内を流れる脳脊髄液によって洗い流されていきます。そして、睡眠中は、起きているときの2倍以上の排出速度といわれています。さらに寝ているときのなかでも「ノンレム睡眠」の間に排出するスピードが加速するのです。

レム睡眠とは、体は眠っていても脳は活発に動いている状態の浅い睡眠のこと。夢を見ているのはレム睡眠の時で、寝ている人を観察していると眼球が動いているのがわかります。一方ノンレム睡眠は深い眠りで、眼球も動かず夢もみない状態です。いわば、ノンレム睡眠は脳がしっかり休んでいる眠りといえます。一晩の睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠を1セットとして4~5回くり返します。

 

深い眠りのために迷走神経を整える

ノンレム睡眠中は、迷走神経を含む副交感神経が優位になります。迷走神経とは、自律神経のなかで副交感神経を支配する重要な神経です。体中を巡り脳からの指令を臓器に伝えて内臓の状態を脳に伝える役割を担っています。副交感神経の機能が高まるほど体は安らぎ、ストレスが軽減されるといいます。反対にレム睡眠では血圧や心拍数、呼吸などが大きく変動するほど交感神経がしっかり働いています。迷走神経を整えるためには、寝ついてまもなく突入する一番深い眠りを活用するのが良いようです。

朝起床した人

良質な睡眠で認知症予防を

近年の研究では睡眠不足や睡眠の質が悪いと、認知症の発症リスクを上げることも指摘されています。睡眠不足が腸内環境にどのような影響を及ぼすか調査した結果、睡眠時間が短い人ほど、「αディフェンシン」の分泌量が減少することがわかっています。αディフェンシンは腸内に侵入した病原体を攻撃する働きを持っています。免疫力を高めてくれる善玉菌にも影響を与えているといい、この物質が減少すると、腸内環境が大きく乱れることになります。

幸せホルモンのセロトニンは90%が腸で作られますが、このセロトニンから作られるのが睡眠ホルモンのメラトニンです。つまり、腸内環境が悪化すると、メラトニンがうまく作られなくなるのです。腸内環境が乱れると、さらに睡眠力を下げるという負の連鎖に陥り、副交感神経がうまく機能せず交感神経が優位の状態になります。

睡眠の質の低下が健康に与える悪影響ははかりしれず、食事や運動などほかの生活習慣を乱し、自律神経のバランスも崩します。睡眠不足が、うつ病を引き起こしやすくなることは広く知られています。うつ病患者の約9割に何らかの睡眠障害があるともいわれているのです。何よりも日々の快眠が健康寿命に大きな影響を与えることが指摘されています。

 

 

かまやでは羽毛ふとんのプロ「羽毛ふとん診断士」、
まくらのプロ「ピローアドバイザー」
眠りの総合的なスペシャリスト「スリープマスター」が在籍し、
皆さまの快眠を守る寝具選びをお手伝いしています。
睡眠のお悩みなどお気軽にご相談ください。

睡眠が健康に及ぼす影響は大きいですから、
快適な眠りを求める方には、寝具選びこそとても重要とお伝えさせていただいております。

当店には、小山市を中心に車で1時間程度の範囲からたくさんお越しいただいております。
ありがとうございます。