今回は
「どうして眠くなるの?眠りの七不思議」
について書いていきたいと思います。
当店は
栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。
かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。
さて、では始めましょう!
睡眠には脳と身体の疲労回復や損傷修復という、人体の機能を正常に維持する役割があります。近年の研究では睡眠の長さや質によって、代謝効率や疾病罹患率、寿命なども変わってくることが明らかになってきました。
夜になると眠くなるのはなぜ?
眠くなるのはアデノシンなどの睡眠物質が脳内に蓄積され、一定量に達すると起こるといわれています。この睡眠物質は眠ることで量が減り、起きている時間に比例して溜まっていきます。もう一つの要素は体内時計で、こちらは時間帯によって変化します。徹夜しても朝になると頭が冴えていることがありますが、これは睡眠物質が脳内に溜まっているのに体内時計によって眠気が抑えられているからです。
寝入りばなに手がポカポカするフシギ
ふとんに入って眠たくなってくると手足がポカポカしてくるのを感じると思います。これは皮膚の血流が増加して体表面の温度が高くなり、体内の熱を放散するためだそうです。体表面の温度を上げ、それによって体内の深部体温が下がると代謝が下がり、全身の休息状態が作り出される仕組みです。スムーズな入眠には深部体温を下げるのが効果的です。冷え性の人は体表温度が上がりにくいため、寝付きが悪い傾向になります。夏場の熱帯夜に寝苦しいのは、体の中に熱がたまって、熱の放散がうまくできないことが原因です。
横になっているだけと睡眠とは違う?
横になっているだけで目覚めている状態と脳が眠っている状態の睡眠とは異なります。睡眠は体内時計の影響を受けますが、横になっているだけでは影響を受けません。睡眠状態にはレム睡眠とノンレム睡眠がありますが、レム睡眠は、脳は眠っておらず、体は休まっている状態。ノンレム睡眠は脳が休んでいる状態で、一番深い睡眠が得られます。
いびきには気をつけて
いびきは疲れや飲酒によって誰にでも起こる現象ですが、長期間にわたって続くようなら受診することをお勧めします。いびきは上気道のどこかが狭くなった時に生じる睡眠中の異常呼吸音と考えられます。寝ている間にいびきの合間の無呼吸状態が長期間にわたって続くようであれば、体や脳が休まっていない証拠です。睡眠の質が悪いため、疲労が回復せず、日中の生活に支障をきたすことになるのです。
加齢による睡眠の質の低下は避けられない?
加齢による不眠は、ほぼすべての人が経験することです。加齢とともに体内時計に変化が起こり、若い頃よりも早寝早起きの体質へと変化します。深い睡眠が減って、睡眠の質が低下し、中途覚醒や早朝覚醒が増加します。対策としては容易に睡眠薬に頼らず、生活習慣の改善を図るところから始めましょう。
カフェインを摂ると眠れなくなるのはなぜ?
コーヒーやお茶に含まれるカフェインは脳内のアデノシン受容体に結合して睡眠導入を阻害することが知られています。夕方以降にカフェインを摂ると眠れなくなるのはそのため。アデノシン受容体の感受性には個人差があり、カフェインが体内で半分の量に代謝されるのにかかる時間は4〜6時間と人によって幅があります。
寝る子は育つ?
成長ホルモンは睡眠中に分泌されることがわかっていて、成長促進作用やタンパク質・糖・脂・骨などの代謝作用、身体の成長や細胞の修復や免疫機能とも深く関係しています。新生児はまだ脳の発育が不十分なため1日の大半を眠って過ごしますが、生後3〜4ヶ月頃から急速に睡眠時間が減少します。このことからも睡眠は脳の発達を促すために重要な生理現象であると考えられています。
かまやでは羽毛ふとんのプロ「羽毛ふとん診断士」、
まくらのプロ「ピローアドバイザー」
眠りの総合的なスペシャリスト「スリープマスター」が在籍し、
皆さまの快眠を守る寝具選びをお手伝いしています。
睡眠のお悩みなどお気軽にご相談ください。
睡眠が健康に及ぼす影響は大きいですから、
快適な眠りを求める方には、寝具選びこそとても重要とお伝えさせていただいております。
当店には、小山市を中心に車で1時間程度の範囲からたくさんお越しいただいております。
ありがとうございます。