今回は

「綿は綿でも、真綿ふとんは木綿じゃない?」

について書いていきたいと思います。

当店は

栃木県小山市で東京西川プロショップ「かまや」を運営しております。
枕のお悩み、マットレスなどの寝具選びの相談なども承っております。

かまやでは、お客さまに快適な睡眠をお届けする眠りのスペシャリストが
心地よい眠りのための寝具選びをお手伝いしています。
豊富な品揃えとセミオーダーマットレス、オーダーメイド枕で
皆さまの眠りをサポートいたします。

では始めましょう(^▽^)/

高級寝具として知られる真綿ふとん。真綿とは木綿ではなく絹だということをご存知でしょうか?今回は真綿ふとんの特徴についてご紹介したいと思います。

真綿ふとん

 

真綿ふとんはなぜ高級なの?

 

真綿は木綿(コットン)と同じく「綿」の漢字で表記されているため、コットンと混同されがちですが、絹(シルク)なのです。コットンはアオイ科の植物からとれる繊維のことですが、真綿はシルクの原料である蚕の繭をシート状に薄く引き伸ばして作られ、これを幾重にも重ねて真綿ふとんが作られます。

原料のシルクが高価なうえ、製造にとても手間がかかることから、真綿ふとんは高級ふとんの代名詞として知る人ぞ知る憧れの寝具となっています。真綿ふとんの中綿は、蚕の繭を職人が1枚ずつ引き伸ばしてシート状にする製法で作られ、側生地にもシルクが使われています。

 

真綿ふとんの抜群の肌ざわり

 

一度さわればその滑らかさや柔らかさに虜になる人は多く、高価であっても購入したいとおっしゃるお客さまが続出するのも真綿ふとんの特徴です。ただ肌ざわりが良いだけでなく、シルクに含まれるセリシンというたんぱく質がお肌になじみ、美容にも良いという女性にうれしい効果があります。実際、真綿の原料をいつもさわっている職人さんの手はすべすべなのです。

セリシンは人間の肌に含まれる成分に極めて近い組成であるため、理想的な天然保湿成分として注目されています。アフリカ系の人々は髪の乾燥と摩擦を防ぐため、シルクの枕やナイトキャップを使う方が多いのですが、日本でもヘアケアのためシルク製品を使う方は増えています。アトピーに悩むお客さまにも真綿ふとんをお勧めしたところ、かゆみが改善されて熟睡できるようになったと喜ばれました。これは埃が出にくく蒸れにくいためと、シルクに含まれるセシリンが細胞を活性化させる作用があるためとされています。

 

一年を通して使える真綿ふとん

 

真綿ふとんは、その心地よさから年中手放せないとおっしゃる方が多いのですが、春夏は1枚で、秋冬は羽毛ふとんを重ねると、1年を通じてお使いいただけます。シルクを何層にも重ねて作られる中綿は空気をたくさん含み、放湿性に優れ保温性も抜群です。真綿自身が呼吸をする繊維なため、羽毛や羊毛よりも吸放湿性が高いといいます。軽やかでしなやかに体にフィットし、心地よい眠りを保証してくれるのが真綿ふとんです。

また、静電気が起きにくいため汚れにくく、消臭、防臭効果があるのも特徴です。ニオイがつきにくいため、洗わなくても陰干しするだけで清潔さや機能性が長持ちします。シルクはとてもデリケートな繊維ですので、基本的に水洗いできないという注意点がありますが、石油系のドライクリーニングは可能です。難燃性が高く、天然繊維であるため有害物質も発生しません。

 

かまやでは羽毛ふとんのプロ「羽毛ふとん診断士」、
まくらのプロ「ピローアドバイザー」
眠りの総合的なスペシャリスト「スリープマスター」が在籍し、
皆さまの快眠を守る寝具選びをお手伝いしています。
睡眠のお悩みなどお気軽にご相談ください。

睡眠が健康に及ぼす影響は大きいですから、
快適な眠りを求める方には、寝具選びこそとても重要とお伝えさせていただいております。

当店には、小山市を中心に車で1時間程度の範囲からたくさんお越しいただいております。
ありがとうございます。